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パフスクール通信 2016.5.18号

☆★☆★☆★☆   パフスクール通信 2016.5.18号   ★☆★☆★☆
   このメールは、これまでパフスクールの講座・講演会を受講された方と
   メールマガジンの配信を希望された方にお送りしています。

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            アライの人たちとの共生
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作家の能町みね子さんが、昨年日本テレビの番組で「オネエタレント」として紹介
されたことに抗議したという記事が今日の毎日ジャーナリズムに載っている。彼女
は2007年に性別変更手術を受け、戸籍も変更した。

社会に期待することとして、彼女は「性別変更した人は、隠すわけでもなくそれを
さらっと言えるくらいがいい。珍しいことではあるから、私は体験を聞かれるのは
構わない。でもそれを言っただけで、あるジャンルに入れられ、隔離された存在と
して認識されたくはない。何十年かかっても、変わっていったらと思う。」と答え
ている。同感である。

カミングアウトは 自分の関係する人たちに向けて発行する存在証明だが、同時にそ
れは「あなたと少し違うところがあるけど、これからもよろしくね」というメッセ
ージを意味する。自分自身へのカミングアウトが済んでいれば、次は他者とより深
い信頼関係を築き、ネットワークを広げるために行なう行為だ。ただ、そのメッセ
ージを受け止めきれずに、相手に「ホモ」「レズ」「オカマ」「性同一性障がい者」
などのレッテルを貼って安心する人たちがいるのは事実だ。同時に異性愛者の中の
そういう人達を嫌って、最初から心を閉ざす性的マイノリティがいることも事実だ。

自分とは異質な他者が突然目の前に現れることに対する不安や恐れは、容易に相手
への攻撃や無視、いじめとなる。そうした人間の心理からは、性的マジョリティも
マイノリティも、自由ではない。わたしたちに必要なのは、そのカラクリと心理に
気づきつつ、自分とは異なる他者と共生していく道をめざすことだろう。

去る5/5に『先生のレズビアン宣言』の著者、クミコさんの話を聞いて思ったのも、
共生に欠かせないアライの存在の重要性である。彼女は学校という職場でカミング
アウトし、4年間、性的マイノリティの人権を説いた活動家である。それが2000年
代前半、ジェンダー・バッシングの時代に思わぬ苦汁を飲まされ、12年間もの年月、
活動から遠ざかっていた のである。それを知って、当時彼女への(自分を含む周りの)
サポートが、当時あまりにお粗末だったのでは?とわたしは反省した。

5/22に東久留米市で行なう「身近な人にカムアウトされたら」ワークショップは、
遅まきながらこの反省に基づいて、わたしなりに選んだアライ向けの活動である。
申込は⇒ http://www.kokuchpro.com/event/332e51d11b88685a4981e5f9ffd87d7d/

性的マイノリティを最も近くで理解し支援してくれるのは「女らしさ/男らしさ」
の強要に生き苦しさを感じている人、ライフスタイルなど、何らかのマイノリテ
ィ性を携えて生きている人たちだろう。その人たちとお互いの思い・状況を伝え
合いながら、より自由に自分らしく生きていくこと。アサーティブはそのための
知恵と勇気をわたしに教えてくれた。「カミングアウト」をテーマにこの知恵を
シェアできれば、アライの人たちと一緒に自由な空気を吸うことができるだろう。
わたしはこの活動を「再出発のための自分史」と同様、地道に息長く続けていき
たいと願う。(沢部)

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             6月の講座案内
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★日本Lばなし番外編   ウガンダのLGBTをとらえたドキュメンタリー
『Call Me Kuchu(コールミークチュ)』上映会

◆内容 いまだ同性愛差別の激しい、アフリカ中部のウガンダ共和国。本作は、
そんなウガンダの性的少数者の生きざまをとらえたドキュメンタリー映画です。
遠い国の話ではありません。上映後には、LGBT人権活動家の遠藤まめたさんを
迎えての質問&感想タイムも。上映機会の少ないこの映画、ぜひお見逃しなく!

◆日時: 2016年6月19日(日)13:30-16:30(13:10開場)
◆会場: 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室
◆申し込み: http://www.kokuchpro.com/event/pafschool20160619/

★ 5月5日(木)~7月15日(金)「田附勝, 五木田智央, 間部百合」展
https://www.facebook.com/CuldeSac.serendipity/posts/1053605451377650

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▼次回発行は 2016 年6月上旬の予定です。
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