〜「Y.Y.カンパニー論」をサブ・テクストに〜
講師 黒澤亜里子(くろさわ ありこ) 沖縄国際大学総合文化学部日本文化学科教員

プロフィール: 1952年栃木市生まれ。近代・現代日本文学専攻。『女の首―逆光の智恵子抄』(ドメス出版、1985年)、「琉歌と和歌という境界」(『詩歌と芸能の身体感覚』岩波書店、1999年)、『沖国大がアメリカに占領された日』(編著、青土社、2005年)ほか。
目標: 個人のアイデンティティにはたらく異性愛中心主義の権力作用について考える。
講義概要: 「Y・Y・カンパニー」は二人の旅行カバンの名前です。「Y・Y」には、百合子、芳子のイニシャルとにぎやかなおしゃべり、「カンパニー」には「仲間」「連れ」、「相棒」、少し大げさにいえば、結社、団体の「盟友」のニュアンスもありそうです。そこでは何が発明され、何が見失われたのか、一緒に考えましょう!
スケジュール: 全2回
第1回 6月21日(土) 15:30〜17:30 ガイダンス&レクチャー
第2回 7月19日(土) 15:30〜17:30 読書会〜参加者によるレジメ発表と討議〜
受講料: 7500円(テキスト代が含まれます)
定員: 15名
テキスト: 黒澤亜里子編著 『往復書簡 宮本百合子と湯浅芳子』(翰林書房 2008年3月発行) 未公開書簡147通・手記1篇/全247通一挙公開 「Y・Y・カンパニー論」を併録し、全681ページの超大作! 定価5250円(税込み)
※テキストは第一日目にお渡ししますが、あらかじめ入手ご希望の方は受講料に郵送料500円(EXPACK料金)をプラスして申し込んでください。出版記念の大奉仕価格です!!

(帯からの引用)
失われた記憶への旅 Searching for the Missing Links of Memory
二人はY・Y・Cの黒いトランクをもって世界中を旅した。
しかし、今ではこの空っぽのトランクに何が入っていたか誰も知らない。
(本文「まえがき」より)
私が、これら喚起力あるすぐれたテクストの紹介者としてめざしたのは、
自己と他者との結びつきをめぐる文化のマトリクスの多様な組み換えをうながしてやまない
挑発的な媒介としてはたらくことである。
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